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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻8号

2017年07月発行

文献概要

特集 がん診療—内科医が知りたい30のエッセンス 総論─内科医が知っておくべきがん診療の基本 【がん診療に必要な基本知識】

放射線療法ではどのような治療が行われていますか

著者: 中村直樹1

所属機関: 1国立がん研究センター東病院放射線治療科

ページ範囲:P.1200 - P.1202

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Point
◎近年ではコンピュータの著しい進歩を背景に,放射線療法も急速に進歩している.
◎放射線療法の治療目的は,根治目的と症状緩和目的との2つに大別される.
◎放射線療法で最も用いられる放射線はX線である.粒子線治療ではより選択的に腫瘍に照射することが可能である.
◎放射線療法は外照射と内照射に大別され,放射線療法の大部分は外照射である.
◎近年,線量分布を改善する照射法として,強度変調放射線治療(IMRT)が普及してきている.

参考文献

1)日本放射線腫瘍学会(編):放射線治療計画ガイドライン2016年版,金原出版,2016
2)Halperin EC, et al:Perez & Brady's Principles and Practice of Radiation Oncology, Wolters Kluwer Health, Philadelphia, 2013
3)Nishimura Y, et al:Intensity Modulated Radiation Therapy;Clinical Evidence and Techniques, Springer, Berlin, 2015
4)Nagata Y:Stereotactic Body Radiation Therapy;Principles and Practices, Springer, Berlin, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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