文献詳細
特集 がん診療—内科医が知りたい30のエッセンス
内科医が知りたい主ながん種の知識─診断から治療まで 【消化器がん】
早期胃がんの診断・治療について教えてください
著者: 高丸博之1 吉永繁高1 小田一郎1
所属機関: 1国立がん研究センター中央病院内視鏡科
ページ範囲:P.1208 - P.1212
文献概要
◎早期胃がんでは,内視鏡治療に対する絶対適応病変,適応拡大病変があり,術前の範囲診断,深達度診断が重要である.
◎内視鏡による存在診断,範囲診断は粘膜の色調変化やインジゴカルミン色素撒布およびNBI拡大観察によって行う.
◎外科的切除の適応となる早期胃がんに対する術前内視鏡検査では,術式を念頭に置いた正確な範囲診断が要求される.
参考文献
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