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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻8号

2017年07月発行

文献概要

特集 がん診療—内科医が知りたい30のエッセンス 内科医が知りたい主ながん種の知識─診断から治療まで 【肺がん】

非小細胞肺がんの診断・治療について教えてください

著者: 西村直樹1

所属機関: 1聖路加国際病院呼吸器内科

ページ範囲:P.1234 - P.1237

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Point
◎肺がんでは,①組織型,②ステージ,③年齢,④全身状態(PS),⑤バイオマーカー診断(遺伝子変異の有無やPD-L1発現の有無),の5つがわかれば治療方針を決めることができる.
◎手術,放射線治療,薬物療法を組み合わせて最大の効果が出るように治療する.
◎薬物療法では化学療法剤に加え,ドライバー変異を標的とした分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬が使用される.

参考文献

1)日本肺癌学会(編):EBMの手法による肺癌診療ガイドライン2016年版,金原出版,2016
2)Reck M, et al:Pembrolizumab versus chemotherapy for PD-L1-positive non-small-cell lung cancer. N Engl J Med 375:1823-1833, 2016
3)Goss G, et al:Osimertinib for pretreated EGFR Thr790Met-positive advanced non-small-cell lung cancer(AURA2);A multicentre, open-label, single-arm, phase 2 study. Lancet Oncol 17:1643-1652, 2016
4)Borghaei H, et al:Nivolumab versus docetaxel in advanced nonsquamous non-small-cell lung cancer. N Engl J Med 373:1627-39, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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