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特集 皮膚疾患が治らない!—皮膚科医が教える“次の一手” 総論
皮膚疾患と紛らわしい内科疾患の皮膚症状
著者: 山本俊幸1
所属機関: 1福島県立医科大学医学部皮膚科学講座
ページ範囲:P.1382 - P.1386
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◎内科疾患に伴う皮膚症状には特異疹と非特異疹とがあり,頻度の稀なものまで含めると,本稿で取り上げるものよりさらに多い.
◎すでに診断がついている患者に見られる皮膚症状もあれば,皮膚症状から内科疾患が初めて見つかる場合も少なからずある.
◎患者の主訴とは異なる皮膚症状から,その背景にある内科疾患を見つけられる場合もあり,身体所見を取る際には詳細な皮膚の観察が必要である.
◎内科疾患に伴う皮膚症状には特異疹と非特異疹とがあり,頻度の稀なものまで含めると,本稿で取り上げるものよりさらに多い.
◎すでに診断がついている患者に見られる皮膚症状もあれば,皮膚症状から内科疾患が初めて見つかる場合も少なからずある.
◎患者の主訴とは異なる皮膚症状から,その背景にある内科疾患を見つけられる場合もあり,身体所見を取る際には詳細な皮膚の観察が必要である.
参考文献
1)Ko JS, et al:Cutaneous manifestations in inflammatory bowel disease;A single institutional study of non-neoplastic biopsies over 13 years. J Cutan Pathol 43:946-955, 2016
2)Yamamoto T:Leser-Trélat sign;Current observations. Expert Rev Dermatol 8:541-546, 2013
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