文献詳細
文献概要
特集 皮膚疾患が治らない!—皮膚科医が教える“次の一手” 感染症
単純ヘルぺスが治らない!
著者: 長田真一1
所属機関: 1秋田大学大学院医学系研究科皮膚科学・形成外科学講座
ページ範囲:P.1398 - P.1403
文献購入ページに移動Point
◎初感染,免疫不全患者では,全身症状を伴い重症になることがある.
◎口囲や陰部に水疱,びらんをきたす疾患との鑑別が重要になる.
◎抗ヘルペスウイルス薬は早期投与が重要である.
◎抗ヘルペスウイルス薬は重症度により,外用・内服・点滴から最適なものを選ぶ.
◎初感染,免疫不全患者では,全身症状を伴い重症になることがある.
◎口囲や陰部に水疱,びらんをきたす疾患との鑑別が重要になる.
◎抗ヘルペスウイルス薬は早期投与が重要である.
◎抗ヘルペスウイルス薬は重症度により,外用・内服・点滴から最適なものを選ぶ.
参考文献
1)安元慎一郎:単純ヘルペスの型と臨床症状・診断.浅田秀夫(編):皮膚科アセット3-ウイルス性皮膚疾患ハンドブック,pp 39-44,中山書店,2011
2)本田まりこ:単純ヘルペスの治療と生活指導.上掲書,pp 45-49
3)浅田秀夫:Kaposi水痘様発疹症.上掲書,pp 50-54
4)今福信一:ヘルペス関連多形紅斑の発症機序.宮地良樹(編):WHAT'S NEW in皮膚科学2010-2011,pp 118-119,メディカルレビュー社,2010
5)中村晃一郎(編):口唇に生じる疾患の診断と治療,MB Derma 251,全日本病院出版会,2016
掲載誌情報