文献詳細
特集 皮膚疾患が治らない!—皮膚科医が教える“次の一手”
感染症
文献概要
Point
◎ウイルス性疣贅は俗に言う“いぼ”で,皮膚のヒト乳頭腫ウイルス(HPV)感染症である.
◎HPV型の違いにより,尋常性疣贅やミルメシア,扁平疣贅などの異なる病型がある.
◎ウイルス性疣贅は発症部位により臨床像が変わるため,診断や鑑別診断には注意を要する.
◎疣贅様の臨床像を呈する皮膚腫瘍は多い.悪性腫瘍の鑑別には特に注意を要する.
◎診断困難例や重症例,保険適用治療では難治な例は,早めに皮膚科専門医に紹介する.
◎ウイルス性疣贅は俗に言う“いぼ”で,皮膚のヒト乳頭腫ウイルス(HPV)感染症である.
◎HPV型の違いにより,尋常性疣贅やミルメシア,扁平疣贅などの異なる病型がある.
◎ウイルス性疣贅は発症部位により臨床像が変わるため,診断や鑑別診断には注意を要する.
◎疣贅様の臨床像を呈する皮膚腫瘍は多い.悪性腫瘍の鑑別には特に注意を要する.
◎診断困難例や重症例,保険適用治療では難治な例は,早めに皮膚科専門医に紹介する.
参考文献
1)江川清文:いぼ(疣贅)のみかた,治療のしかた,学研メディカル秀潤社,2017(in press)
2)江川清文(編著):カラーアトラス 疣贅治療考─いぼ/コンジローマ/みずいぼ,医歯薬出版,2005
3)江畑俊哉:イボ治療のインフォームドコンセント.Visual Dermatology 9:272-275, 2010
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