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特集 気管支喘息・COPD診療に強くなる 気管支喘息・COPDの慢性期コントロール
気管支喘息の慢性期治療
著者: 横山彰仁1
所属機関: 1高知大学医学部附属病院血液・呼吸器内科
ページ範囲:P.98 - P.100
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◎気管支喘息の慢性期治療の基本薬は吸入ステロイド薬(ICS)である.
◎近年はICSと長時間作用性β2刺激薬(LABA)の合剤が使われることが多い.
◎コントロール状態に基づいて治療薬の量や種類・組み合わせ(治療ステップ)を増減する.
◎長時間作用性抗コリン薬のソフトミスト製剤は,LABAの代替えあるいは追加薬として使用できる.
◎一般医では吸入薬の選択や吸入指導を個別に行い,アドヒアランスを向上させることが重要である.
◎気管支喘息の慢性期治療の基本薬は吸入ステロイド薬(ICS)である.
◎近年はICSと長時間作用性β2刺激薬(LABA)の合剤が使われることが多い.
◎コントロール状態に基づいて治療薬の量や種類・組み合わせ(治療ステップ)を増減する.
◎長時間作用性抗コリン薬のソフトミスト製剤は,LABAの代替えあるいは追加薬として使用できる.
◎一般医では吸入薬の選択や吸入指導を個別に行い,アドヒアランスを向上させることが重要である.
参考文献
1)日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会(監修),「喘息予防・管理ガイドライン2015」作成委員:喘息予防・管理ガイドライン2015,協和企画,2015
2)横山彰仁:気管支喘息─病態理解の進歩.日呼吸誌3:156-161, 2014
3)長瀬洋之:フェノタイプ,エンドタイプ,三嶋理晃(総編集),井上博雅(専門編集):気管支喘息,pp 15-20,中山書店,2017
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