文献詳細
文献概要
特集 気管支喘息・COPD診療に強くなる 気管支喘息・COPDの増悪への対応
気管支喘息急性増悪への対応
著者: 丸毛聡1
所属機関: 1北野病院呼吸器センター
ページ範囲:P.110 - P.115
文献購入ページに移動Point
◎喘息発作に対しては,個々の患者が医療機関を受診する前に実行できる対処法(アクションプラン)を書面で記載し渡しておく.
◎喘息発作の疑いで医療機関を受診した患者に対しては,①診断確定(他疾患の除外),②発作強度の判定,を速やかに行い,適切な薬物治療・非薬物治療を開始する.
◎入院診療の必要性に関しては,ハイリスクグループやガイドラインの入院適応を参考にすることが勧められる.
◎喘息発作に対しては,個々の患者が医療機関を受診する前に実行できる対処法(アクションプラン)を書面で記載し渡しておく.
◎喘息発作の疑いで医療機関を受診した患者に対しては,①診断確定(他疾患の除外),②発作強度の判定,を速やかに行い,適切な薬物治療・非薬物治療を開始する.
◎入院診療の必要性に関しては,ハイリスクグループやガイドラインの入院適応を参考にすることが勧められる.
参考文献
1)「喘息予防・管理ガイドライン2015」作成委員:喘息予防・管理ガイドライン2015,協和企画,2015
2)2017 GINA Report, Global Strategy for Asthma Management and Prevention http://ginasthma.org/2017-gina-report-global-strategy-for-asthma-management-and-prevention/(2017年11月閲覧)
3)福井基成,他:地域で取り組む喘息・COPD患者への吸入指導,フジメディカル,2012
4)中込一之,他:急性増悪期.日本臨牀74:1664-1671, 2016
掲載誌情報