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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻1号

2018年01月発行

文献概要

特集 気管支喘息・COPD診療に強くなる 気管支喘息・COPDの非薬物治療

COPDと日常活動性

著者: 浅井一久1 渡辺徹也1 平田一人1

所属機関: 1大阪市立大学大学院医学研究科呼吸器内科学

ページ範囲:P.126 - P.129

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Point
◎COPD患者の日常活動性は,死亡率,COPD増悪,健康関連QOL,呼吸困難,運動耐容能などに影響を及ぼしている.
◎COPD患者の日常活動性評価には,質問表,歩数計,加速度計などが用いられる.
◎COPD患者では早期から日常活動性の低下を認めるため,日常活動性向上に向けた取り組みが重要である.
◎日常活動性向上には,薬物療法,呼吸リハビリテーション,行動変容などが挙げられる.

参考文献

1)日本呼吸器学会COPDガイドライン第4版作成委員会:COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン,第4版,メディカルレビュー社,2013
2)Waschki B, et al:Physical activity is the strongest predictor of all-cause mortality in patients with COPD;A prospective cohort study. Chest 140:331-342, 2011
3)Gimeno-Santos E, et al:Determinants and outcomes of physical activity in patients with COPD;A systematic review. Thorax 69:731-739, 2014
4)Spruit MA, et al:An official American Thoracic Society/European Respiratory Society statement;Key concepts and advances in pulmonary rehabilitation. Am J Respir Crit Care Med 188:e13-64, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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