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特集 クリティカル・ケアを極める—一歩進んだ総合内科医を目指して 内科クリティカル・ケア実践編─このパターンを押さえれば8割は対応可能
てんかん重積状態の対応
著者: 安藤宏明1 丹羽淳一1 道勇学1
所属機関: 1愛知医科大学病院神経内科
ページ範囲:P.1523 - P.1526
文献購入ページに移動◎てんかん重積状態は緊急事態であり,救急処置,病歴聴取,一般身体診察,神経診察,検査,治療のすべてを並行して,ポイントを絞って効率的に行う.
◎てんかん重積状態の持続は重篤な臓器障害に繋がるため,発作のコントロールが不十分と判断したら全身麻酔を躊躇しない.
◎てんかん発作後のもうろう状態の不自然な遷延や原因不明の意識障害や臓器機能障害では,非痙攣性てんかん重積状態(NCSE)を鑑別に挙げる.
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