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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻10号

2018年09月発行

文献概要

特集 クリティカル・ケアを極める—一歩進んだ総合内科医を目指して 内科クリティカル・ケア実践編─このパターンを押さえれば8割は対応可能

重篤な気管支喘息重積発作とCOPD急性増悪の対応

著者: 谷直樹1

所属機関: 1諏訪中央病院呼吸器内科

ページ範囲:P.1542 - P.1545

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Point
◎喘鳴・呼吸困難を訴える患者では,喘息発作,COPD増悪,心不全,肺塞栓,上気道狭窄などを考える.
◎喘息発作,COPD増悪の呼吸器管理では,「吸気時間を短くして十分な呼気時間を作る」ことがポイントである.
◎非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)管理中に鎮静を要する場合には,デクスメデトミジンの使用を考慮する.

参考文献

1)日本集中治療医学会規格・安全対策委員会,日本集中治療医学会看護部会:ICUにおける鎮痛・鎮静に関するアンケート調査,日集中医誌19:99-106, 2012
2)Huang Z, et al:Dexmedetomidine versus midazolam for the sedation of patients with non-invasive ventilation failure. Intern Med 51:2299-2305, 2012
3)Senoglu N, et al:Sedation during noninvasive mechanical ventilation with dexmedetomidine or midazolam;A randomized, double-blind, prospective study. Curr Ther Res Clin Exp 71:141-153, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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