文献詳細
特集 クリティカル・ケアを極める—一歩進んだ総合内科医を目指して
内科クリティカル・ケア 知っておくべき知識・技術をまとめる─重症にはこれを武器に立ち向かう
文献概要
Point
◎痛みと不穏の評価を適切なスケールを用いて行う.
◎まず十分な鎮痛を行い,鎮静の必要があれば浅い鎮静,または1日1回の鎮静中断を行う.
◎鎮痛・鎮静を行う際には,十分なモニタリングと気道,呼吸,循環の悪化に対応できる準備をしておく.
◎痛みと不穏の評価を適切なスケールを用いて行う.
◎まず十分な鎮痛を行い,鎮静の必要があれば浅い鎮静,または1日1回の鎮静中断を行う.
◎鎮痛・鎮静を行う際には,十分なモニタリングと気道,呼吸,循環の悪化に対応できる準備をしておく.
参考文献
1)Gélinas C, et al:Validation of the critical-care pain observation tool in adult patients. Am J Crit Care 15:420-427, 2006
2)Sessler CN, et al:The Richmond Agitation-Sedation Scale;Validity and reliability in adult intensive care unit patients. Am J Respir Crit Care Med 166:1338-1344, 2002 ※1),2)に関してはスケールを和訳しているものなどが多くありWebで検索可能.
3)医薬品ガイドライン,第3版4訂,日本麻酔科学会(2017年12月22日更新) http://www.anesth.or.jp/guide/guideline-iyakuhin-index.html(2018年5月閲覧)
4)日本集中治療医学会J-PADガイドライン作成委員会:日本版・集中治療室における成人重症患者に対する痛み・不穏・せん妄管理のための臨床ガイドライン,日集中医誌21:539-579, 2014 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsicm/21/5/21_539/_pdf(2018年5月閲覧)
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