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特集 クリティカル・ケアを極める—一歩進んだ総合内科医を目指して 内科クリティカル・ケア 知っておくべき知識・技術をまとめる─重症にはこれを武器に立ち向かう
重症病態の栄養管理と血糖管理
著者: 鈴木秀鷹1 安田英人2
所属機関: 1武蔵野赤十字病院救命救急科 2亀田総合病院集中治療科
ページ範囲:P.1652 - P.1657
文献購入ページに移動◎重症病態におけるエネルギー供給は,異化から得られる「内因性エネルギー」と栄養療法から得られる「外因性エネルギー」の総和である.
◎患者の重症度に合わせた内因性エネルギー産生量を概算し,状況に応じた栄養投与量を設定する.
◎重症患者における栄養療法は早期経腸栄養を第一選択とし,重症化した後24時間以内に開始することが推奨される.
◎総栄養投与量だけでなく蛋白質投与量を確保することが重要である.
◎経腸栄養管理中には,経腸栄養不耐性,下痢,高血糖などのさまざまなトラブルが生じるが,適切に対応し,経腸栄養を中断しないように努めることが重要である.
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