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特集 どんとこい! 内科医が支える—エンド・オブ・ライフ エンド・オブ・ライフを支える精神・心理・スピリチュアリティへの対応
うつ病・適応障害
著者: 小川朝生1
所属機関: 1国立がん研究センター先端医療開発センター精神腫瘍学開発分野
ページ範囲:P.1756 - P.1758
文献購入ページに移動◎うつ病・適応障害は,がん医療においてしばしば認められる病態であり,「がんという深刻な事態になったら落ち込むのは当然だろう」とみなして放置してはならない.
◎抑うつ状態を積極的に評価しその軽減を図ることは,患者の療養生活の質を高めることが確認されている.
◎治療方針の変更など,治療上,大きな変化があった場合には,改めて評価・確認する.評価方法には,PHQ-9などがある.
◎抗うつ薬を使用する場合には,悪心など有害事象の忍容性を考慮して選択する.
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