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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻11号

2018年10月発行

文献概要

特集 どんとこい! 内科医が支える—エンド・オブ・ライフ 臨死期の対応

緩和的鎮静

著者: 橋本法修1

所属機関: 1飯塚病院緩和ケア科

ページ範囲:P.1774 - P.1776

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Point
◎緩和的鎮静は治療抵抗性の苦痛を軽減させる手段である.
◎緩和的鎮静の適応は,主治医1人で判断する必要はなく専門家とともに判断していく.
◎患者家族の気持ちや不安を確認しながら,緩和的鎮静について説明を行う.
◎緩和的鎮静実施時は薬剤を少量ずつ投与し,苦痛軽減もしくは呼吸抑制の出現時に用量調整を中止する.

参考文献

1)日本緩和医療学会(編),緩和医療ガイドライン作成委員会:苦痛緩和のための鎮静に関するガイドライン2010年版,金原出版,2010
2)Morita T, et al:Efficacy and safety of palliative sedation therapy;A multicenter, prospective, observational study conducted on specialized palliative care units in Japan. J Pain Symptom Manage 30:320-328, 2005
3)Morita T, et al:Preferences for palliative sedation therapy in the Japanese general population. J Palliat med 5:375-385, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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