文献詳細
文献概要
特集 どんとこい! 内科医が支える—エンド・オブ・ライフ 臨死期の対応
緩和的鎮静
著者: 橋本法修1
所属機関: 1飯塚病院緩和ケア科
ページ範囲:P.1774 - P.1776
文献購入ページに移動Point
◎緩和的鎮静は治療抵抗性の苦痛を軽減させる手段である.
◎緩和的鎮静の適応は,主治医1人で判断する必要はなく専門家とともに判断していく.
◎患者家族の気持ちや不安を確認しながら,緩和的鎮静について説明を行う.
◎緩和的鎮静実施時は薬剤を少量ずつ投与し,苦痛軽減もしくは呼吸抑制の出現時に用量調整を中止する.
◎緩和的鎮静は治療抵抗性の苦痛を軽減させる手段である.
◎緩和的鎮静の適応は,主治医1人で判断する必要はなく専門家とともに判断していく.
◎患者家族の気持ちや不安を確認しながら,緩和的鎮静について説明を行う.
◎緩和的鎮静実施時は薬剤を少量ずつ投与し,苦痛軽減もしくは呼吸抑制の出現時に用量調整を中止する.
参考文献
1)日本緩和医療学会(編),緩和医療ガイドライン作成委員会:苦痛緩和のための鎮静に関するガイドライン2010年版,金原出版,2010
2)Morita T, et al:Efficacy and safety of palliative sedation therapy;A multicenter, prospective, observational study conducted on specialized palliative care units in Japan. J Pain Symptom Manage 30:320-328, 2005
3)Morita T, et al:Preferences for palliative sedation therapy in the Japanese general population. J Palliat med 5:375-385, 2002
掲載誌情報