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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻11号

2018年10月発行

文献概要

特集 どんとこい! 内科医が支える—エンド・オブ・ライフ エンド・オブ・ライフを支えるための疾患の知識

高齢者の衰弱/認知症

著者: 山口健也1

所属機関: 1小竹町立病院内科

ページ範囲:P.1817 - P.1819

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Point
◎高齢者の経過は緩徐な機能低下が特徴で,それゆえに患者・家族と医療者間で認識のギャップが生じやすい.
◎十分なアドバンス・ケア・プランニングにより,認識のギャップを防ぎうる.
◎「天寿を全う」できた場合,患者本人のみならず関わったすべての人にとって誇るべき経過で,家族ケアにも繋がりうる.

参考文献

1)内閣府:平成30年版高齢社会白書,内閣府,2017
2)Lynn J, et al:Living Well at the End of Life, RAND, Santa Monica, 2003
3)厚生労働省:平成30年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル,厚生労働省,2018
4)三宅貴夫:認知症高齢者の終末期ケアの特徴.JIM 18:661-663,2008
5)今永光彦:在宅医療において,医師が死因として「老衰」と診断する思考過程に関する探索,公益財団法人勇美記念財団,2014 http://www.zaitakuiryo-yuumizaidan.com/data/file/data1_20140912120859.pdf(2018年6月閲覧)
6)Suzuki Y, et al:Survival of geriatric patients after percutaneous endoscopic gastrostomy in Japan. WJG 16:5084-5091, 2010
7)日本神経学会(監),「認知症疾患診療ガイドライン」作成委員会(編):認知症疾患診療ガイドライン2017,医学書院,2017
8)日本老年医学会:高齢者ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン─人工的水分・栄養補給の導入を中心として.日老医誌49:633-645,2012
9)日本呼吸器学会成人肺炎診療ガイドライン2017作成委員会(編):成人肺炎診療ガイドライン2017,日本呼吸器学会,2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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