文献詳細
特集 どんとこい! 内科医が支える—エンド・オブ・ライフ
エンド・オブ・ライフを支える支援のスキル
文献概要
Point
◎死別に伴う悲嘆は正常な反応であり,悲嘆反応の種類や強さには個人差が大きい.
◎死別は,精神疾患や身体疾患への罹患,自殺,死亡につながる危険性を孕んでいる.
◎遺族のリスクやニーズは多様で,すべての遺族に同様のケアが必要というわけではない.
◎自分を気にかけてくれる人の存在は,遺族にとって心の拠り所となりうる.
◎より良い療養生活や看取りは,深い悲しみのなかにある遺族にとっての救いとなる.
◎死別に伴う悲嘆は正常な反応であり,悲嘆反応の種類や強さには個人差が大きい.
◎死別は,精神疾患や身体疾患への罹患,自殺,死亡につながる危険性を孕んでいる.
◎遺族のリスクやニーズは多様で,すべての遺族に同様のケアが必要というわけではない.
◎自分を気にかけてくれる人の存在は,遺族にとって心の拠り所となりうる.
◎より良い療養生活や看取りは,深い悲しみのなかにある遺族にとっての救いとなる.
参考文献
1)坂口幸弘:悲嘆学入門─死別の悲しみを学ぶ,昭和堂,2010
2)Aoun SM, et al:Who needs bereavement support? A population based survey of bereavement risk and support need. PLoS ONE 10(3):e0121101, 2015
3)坂口幸弘:ホスピス・緩和ケア病棟で死亡した患者の遺族における遺族ケアサービスの評価とニーズ.Palliative Care Research 8:217-222, 2013
4)Stroebe MS, et al:Health outcomes of bereavement. Lancet 370:1960-1973, 2007
5)坂口幸弘:死別の悲しみに向き合う─グリーフケアとは何か, 講談社現代新書,2012
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