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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻12号

2018年11月発行

文献概要

特集 内科医のための「ちょいあて」エコー—POCUSのススメ 基本事項

超音波検査と感染制御

著者: 鯉渕晴美1 谷口信行1

所属機関: 1自治医科大学臨床検査医学講座

ページ範囲:P.1913 - P.1917

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Point
◎超音波探触子(プローブ)は細菌伝播の媒介になりうる.
◎プローブは頻回のアルコール消毒により劣化が早まってしまう.
◎患者1人ひとりの検査が終了する度に,ペーパータオルでプローブの表面に付着したゲルを完全に拭き取る.
◎1日の検査終了時や多剤耐性菌の保菌者を検査した後は,アルコール含有紙あるいはそれに匹敵する消毒薬含有紙で消毒する.

参考文献

1)Hayashi S, et al:Evaluation of procedures for decontaminating ultrasound probes. J Med Ultrasonics 39:11-14, 2012
2)Koibuchi H, et al:Degradation of ultrasound probes caused by disinfection with alcohol. J Med Ultrasonics 38:97-100, 2011
3)Kuwata T, et al:Incidence of human papillomavirus contamination of transvaginal probes in Japan and possible contamination prevention strategy. J Med Ultrasonics 43:505-508, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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