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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻12号

2018年11月発行

特集 内科医のための「ちょいあて」エコー—POCUSのススメ

超音波によるABCD生理学的アプローチ

C:お手軽心エコー FATE

著者: 吉田拓生1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学麻酔科・集中治療部

ページ範囲:P.1944 - P.1948

文献概要

Point
◎近年,的を絞って緊急病態を評価する心エコーの診断手法が注目されている.
◎心窩部四腔像,傍胸骨左縁長軸像,傍胸骨左縁短軸像,心尖部四腔像が基本のビューであり,これらに下大静脈の描出も加えて,ショックの鑑別を進めていく.
◎下大静脈の所見に心囊液貯留,左室過収縮あるいは低収縮,右心負荷といった所見を組み合わせて診断する.

参考文献

1)Oren-Grinberg A, et al:Focused critical care echocardiography. Crit Care Med 41:2618-2626, 2013
2)Díaz-Gómez JL, et al:National certification in Critical Care Echocardiography;Its time has come. Crit Care Med 45:1801-1804, 2017
3)Mayo PH, et al:American College of Chest Physicians/La Société de Réanimation de Langue Française statement on competence in critical care ultrasonography. Chest 135:1050-1060, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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