文献詳細
特集 内科医のための「ちょいあて」エコー—POCUSのススメ
皮膚体表エコー
文献概要
Point
◎皮膚腫瘤の鑑別でエコーを用いたpoint of care ultrasound(POCUS)が注目され,ベッドサイドで利用されている.
◎エコー検査では,指や手で支えてプローブを安定させ,たっぷりエコー用ゼリーを塗って観察する.
◎エコー画像は①腫瘤径,②形状(整,不整),③境界(明瞭平滑,明瞭粗雑,不明瞭),④内部エコー,⑤音響効果(後方エコー,外側陰影),⑥血流で評価する.
◎病変部を評価するには,まず正常皮膚のエコー所見を熟知することが大切である.
◎皮膚腫瘤の鑑別でエコーを用いたpoint of care ultrasound(POCUS)が注目され,ベッドサイドで利用されている.
◎エコー検査では,指や手で支えてプローブを安定させ,たっぷりエコー用ゼリーを塗って観察する.
◎エコー画像は①腫瘤径,②形状(整,不整),③境界(明瞭平滑,明瞭粗雑,不明瞭),④内部エコー,⑤音響効果(後方エコー,外側陰影),⑥血流で評価する.
◎病変部を評価するには,まず正常皮膚のエコー所見を熟知することが大切である.
参考文献
1)Barbic D, et al:In patients presenting to the emergency department with skin and soft tissue infections what is the diagnostic accuracy of point-of-care ultrasonography for the diagnosis of abscess compared to the current standard of care? A systematic review and meta-analysis. BMJ Open 7:e013688, 2017
2)清島真理子,渡邉恒夫(編集):こんなに役立つ皮膚科エコー,メジカルビュー社,2017
3)山本洋輔,他:皮膚科領域の体表エコー,Visual Dermatology 14:518-521, 2015
掲載誌情報