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文献概要
特集 内科医のための「ちょいあて」エコー—POCUSのススメ 超音波ガイド下インターベンション
超音波ガイド下血管確保
著者: 五十嵐浩太郎1
所属機関: 1北海道医療センター麻酔科
ページ範囲:P.2082 - P.2089
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◎末梢血管の穿刺において血管が目視・触知できない場合,これまでは経験や勘に基づいて盲目的に針を進めていたが,エコーを用いた「交差法」が有用である.
◎エコーを用いたからといって,一発で目的の血管を穿刺できるわけではない.エコー画面で白点(針)を目標である黒丸(血管内)に向けて,出→消→出→消……と微調整しながら進めていく(針点滅法).
◎交差法の注意点として,白点は針先ではなく,“針の途中”である.針先は上記のように点滅させることで確認する.
◎末梢血管の穿刺において血管が目視・触知できない場合,これまでは経験や勘に基づいて盲目的に針を進めていたが,エコーを用いた「交差法」が有用である.
◎エコーを用いたからといって,一発で目的の血管を穿刺できるわけではない.エコー画面で白点(針)を目標である黒丸(血管内)に向けて,出→消→出→消……と微調整しながら進めていく(針点滅法).
◎交差法の注意点として,白点は針先ではなく,“針の途中”である.針先は上記のように点滅させることで確認する.
参考文献
1)四維東州:一気に上級者になるための麻酔科のテクニック(第2版),三輪書店,2011
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