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特集 これからの心不全診療への最新アプローチ—予防からチーム医療・先進医療まで 心不全の病態,危険因子と予防
心不全予防としての高血圧治療,糖尿病などの危険因子
著者: 勝谷友宏1
所属機関: 1勝谷医院
ページ範囲:P.2160 - P.2165
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◎心不全の予備軍とされるステージAのリスクを理解する.
◎リスクのなかで,最も頻度が高く重要視すべきは高血圧である.
◎血圧を正しく測り,マネジメントすることが心不全予防の第一歩である.
◎減塩と主要降圧薬の適切な使用が予防の二本柱となる.
◎糖尿病と高血圧に関する2つの大規模試験が新しい心不全予防の方向性を示す.
◎心不全の予備軍とされるステージAのリスクを理解する.
◎リスクのなかで,最も頻度が高く重要視すべきは高血圧である.
◎血圧を正しく測り,マネジメントすることが心不全予防の第一歩である.
◎減塩と主要降圧薬の適切な使用が予防の二本柱となる.
◎糖尿病と高血圧に関する2つの大規模試験が新しい心不全予防の方向性を示す.
参考文献
1)筒井裕之,他(編):急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版),日本循環器学会/日本心不全学会,2018 http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2017_tsutsui_h.pdf(2018年8月閲覧)
2)菊地健次郎(監):高血圧と心不全.HEART NEWS(No. 3),2004 http://www.jhf.or.jp/publish/upload_images/%E2%98%85hn2004no3.pdf(2018年8月閲覧)
3)島本和明,他(編):高血圧治療ガイドライン2014,日本高血圧学会,2014 http://www.jpnsh.jp/data/jsh2014/jsh2014v1_1.pdf(2018年8月閲覧)
4)The SPRINT Research Group:A randomized trial of intensive versus standard blood-pressure control, N Engl J Med 373:2103-2116, 2015
5)Zinman B, et al:Empagliflozin, cardiovascular outcomes, and mortality in type 2 diabetes. N Engl J Med 373:2117-2128, 2015
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