文献詳細
特集 これからの心不全診療への最新アプローチ—予防からチーム医療・先進医療まで
診断
文献概要
Point
◎うっ血性心不全の身体所見を,「重要度」と「簡単度」の2軸で考える.
◎まずは「簡単度」が高い下腿浮腫,心尖拍動,ラ音から手掛ける.
◎総合評価を行うに当たってはⅢ音と頸静脈怒張が最も「重要度」(陽性尤度比)が高い.
◎うっ血の身体所見評価方法は習得するのは難しいが,積極的に取りに行く姿勢が重要であり,努力を継続していると,あるとき“ストン”と腑に落ちることがある.
◎うっ血性心不全の身体所見を,「重要度」と「簡単度」の2軸で考える.
◎まずは「簡単度」が高い下腿浮腫,心尖拍動,ラ音から手掛ける.
◎総合評価を行うに当たってはⅢ音と頸静脈怒張が最も「重要度」(陽性尤度比)が高い.
◎うっ血の身体所見評価方法は習得するのは難しいが,積極的に取りに行く姿勢が重要であり,努力を継続していると,あるとき“ストン”と腑に落ちることがある.
参考文献
1)McKee PA, et al:The natural history of congestive heart failure;The Framingham study. N Engl J Med 285:1441-1446, 1971
2)Wang CS, et al:Does this dyspneic patient in the emergency department have congestive heart failure? JAMA 294:1944-1956, 2005
掲載誌情報