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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻13号

2018年12月発行

文献概要

特集 これからの心不全診療への最新アプローチ—予防からチーム医療・先進医療まで 治療—急性心不全

救急室でのトリアージ—初期対応とクリニカルシナリオ,Nohria-Stevenson分類とは?

著者: 川瀬裕一1 多田毅1 門田一繁1

所属機関: 1倉敷中央病院循環器内科

ページ範囲:P.2234 - P.2237

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Point
◎急性心不全において,初期対応の質が長期予後にも影響することを認識する.
◎初期治療の大原則は,「迅速な病態把握と病態に応じた適切な治療」である.
◎病態は刻一刻と変化する.治療の際には,病態の再評価を適宜行いながら進めていくことが重要である.
◎クリニカルシナリオ(CS)とNohria-Stevenson分類は,急性心不全の診療の筋道を立てるのに有用である.

参考文献

1)筒井裕之,他(編):急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版),日本循環器学会/日本心不全学会,2018 http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2017_tsutsui_h.pdf(2018年9月閲覧)
2)Mebazaa A, et al:Acute heart failure and cardiogenic shock;A multidisciplinary practical guidance. Intensive Care Med 42:147-163, 2016
3)Mebazaa A, et al:Practical recommendations for prehospital and early in-hospital management of patients presenting with acute heart failure syndromes. Crit Care Med 36:S129-S139, 2008
4)Nohria A, et al:Clinical assessment identifies hemodynamic profiles that predict outcomes in patients admitted with heart failure. J Am Coll Cardiol 41:1797-1804, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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