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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻13号

2018年12月発行

文献概要

特集 これからの心不全診療への最新アプローチ—予防からチーム医療・先進医療まで 治療—急性心不全

血管拡張薬—硝酸薬,ニコランジル,カルペリチド

著者: 加藤真帆人1

所属機関: 1日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院循環器内科

ページ範囲:P.2242 - P.2244

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Point
◎血管拡張薬は,起坐呼吸を呈する急性うっ血性心不全に良い適応がある.
◎硝酸薬のスプレー製剤は,すぐに投与できて臨床的に有効である.
◎体液過剰を伴わない症例では,血管拡張薬により急激に血圧が低下することがあり注意が必要である.

参考文献

1)加藤真帆人:心不全とは何だろう—慢性心不全という新しい概念とその管理.日大医誌74:153-160, 2015
2)伊藤 浩:No reflow現象の病態と治療戦略.日心臓病会誌1:134-147, 2008
3)Matsue Y, et al:Carperitide is associated with increased in-hospital mortality in acute heart failure;A propensity score-matched analysis. J Card Fail 21:859-864, 2015
4)筒井裕之,他(編):急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版),日本循環器学会/日本心不全学会,2018 http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2017_tsutsui_h.pdf(2018年9月閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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