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特集 これからの心不全診療への最新アプローチ—予防からチーム医療・先進医療まで 人生の最終段階の医療
人生の最終段階における薬剤使用の実際
著者: 菅野康夫1
所属機関: 1けいゆう病院循環器内科
ページ範囲:P.2282 - P.2284
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◎末期心不全では,緩和ケアの観点から患者へアプローチし,適切に薬剤を使用する必要がある.
◎心不全そのものに対する治療と緩和的治療のバランスを意識する.
◎終末期の苦痛に対しては,鎮静薬の投与が必要な場合もある.
◎末期心不全では,緩和ケアの観点から患者へアプローチし,適切に薬剤を使用する必要がある.
◎心不全そのものに対する治療と緩和的治療のバランスを意識する.
◎終末期の苦痛に対しては,鎮静薬の投与が必要な場合もある.
参考文献
1)Ponikowski P, et al:2016 ESC Guidelines for the diagnosis and treatment of acute and chronic heart failure;The Task Force for the diagnosis and treatment of acute and chronic heart failure of the European Society of Cardiology(ESC)Developed with the special contribution of the Heart Failure Association(HFA)of the ESC. Eur Heart J 37:2129-2200, 2016
2)日本緩和医療学会緩和医療ガイドライン委員会:がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン(2014年版),pp 42-83,金原出版,2014 https://www.jspm.ne.jp/guidelines/pain/2014/pdf/pain2014.pdf(2018年8月閲覧)
3)渡慶次竜生,菅野康夫:オピオイド.菅野康夫(編):多職種カンファレンスで考える心不全緩和ケア,pp 198-202,南山堂,2017
4)Shapiro PA:Treatment of depression in patients with congestive heart failure. Heart Fail Rev 14:7-12, 2009
5)Fosbøl EL, et al:Prognosis in heart failure and the value of β-blockers are altered by the use of antidepressants and depend on the type of antidepressants used. Circ Heart Fail 2:582-590, 2009
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