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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻13号

2018年12月発行

文献概要

連載 ストレスと病気のやさしい内科学 診療の幅が広がる心療内科の小ワザ集・2

心療内科初診をみてみよう—問診票・病態仮説の形成

著者: 大武陽一1

所属機関: 1堺市立総合医療センター総合内科・心療内科

ページ範囲:P.2295 - P.2299

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 連載第2回目となる今回は,「心療内科初診をみてみよう」です.
 心療内科の実際の診察を見たことがある方は,非常に少ないのではないでしょうか.「何か怪しげな診療をしている?」と思われている方もいるかもしれませんが,ほとんどの場合,通常の内科診療と同じようなことを行っています.すなわち,「問診→診察→検査→説明→治療の開始」という形です.ときどき,患者さんには「えっ? 心療内科って診察するんですか?」と聞かれたりしますが,第1回で取り上げたように心療内科は「内科」ですので,診察も当然行います.むしろ,診察を丁寧にするということが患者さん自身の病気の理解に繋がる場合も少なくないので,後述する病態仮説の共有のために,より丁寧な診察をすることもあります.

参考文献

1)久保千春(編):心身医学標準テキスト,第3版,pp 70-83医学書院,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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