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特集 —デキる内科医の—神経内科コンサルト 救急外来,急性期入院病棟からのコンサルト
片麻痺
著者: 宇高不可思1 西中和人1
所属機関: 1住友病院神経内科
ページ範囲:P.211 - P.215
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◎予断なく患者の訴えをよく聴く.“何か起こしている?”という直感が大切である.
◎バイタルサイン,血液検査,心電図などは必ず検査する.
◎画像診断は,まずCT.神経内科よりも脳外科にコンサルトすべき疾患がすぐわかる.MRIと一緒にMRAも撮る.無理でも血管のflow voidをよく見る.
◎National Institutes of Health Stroke Scale(NIHSS)を使えるようにしておこう.
◎刻々と変わる症状の経過をみる.“後医は名医”と言われるなら,自分が後医になろう.
◎予断なく患者の訴えをよく聴く.“何か起こしている?”という直感が大切である.
◎バイタルサイン,血液検査,心電図などは必ず検査する.
◎画像診断は,まずCT.神経内科よりも脳外科にコンサルトすべき疾患がすぐわかる.MRIと一緒にMRAも撮る.無理でも血管のflow voidをよく見る.
◎National Institutes of Health Stroke Scale(NIHSS)を使えるようにしておこう.
◎刻々と変わる症状の経過をみる.“後医は名医”と言われるなら,自分が後医になろう.
参考文献
1)廣瀬源二郎:Barré試験とMingazzini試験-Mingazzini原著の重要性.臨床神経55:455-458, 2015
2)Penfield W, Rasmussen T:The Cerebral Cortex of Man;A Clinical Study of Localization of Function, Macmillan, New York, 1950/岩本隆茂,他(訳):脳の機能と行動,福村出版,1986
3)Pryse-Phillips W(著),伊藤直樹,他(監訳):臨床神経学辞典,医学書院,1999
4)Lyden PD, et al:A modified National Institutes of Health Stroke Scale for use in stroke clinical trials;Preliminary reliability and validity. Stroke 32:1310-1317, 2001
5)日本脳卒中学会脳卒中ガイドライン委員会(編):脳卒中治療ガイドライン2015,協和企画,2015
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