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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻2号

2018年02月発行

文献概要

特集 —デキる内科医の—神経内科コンサルト 救急外来,急性期入院病棟からのコンサルト

複視

著者: 松本瑞樹1 山下博史1

所属機関: 1日本赤十字社和歌山医療センター神経内科

ページ範囲:P.248 - P.251

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Point
◎複視を主訴に医療機関を受診する患者は決して珍しくないが,その原因は非常に多岐にわたる.
◎発症様式や症状の日内変動の有無が診断の鍵になる場合もあるため,詳細な病歴聴取が必要である.
◎客観的臨床能力試験(OSCE)などの卒前教育で習得した標準的な神経診察法を系統立てて行うことが重要である.
◎外来やベッドサイドで簡便に施行可能な「カバー・テスト」や「アイスパック・テスト」は,病変部位診断や鑑別診断に有用である.

参考文献

1)日本神経学会 卒前教育小委員会:標準的な神経診察法,誠文堂,2009
2)水野美邦(編):神経内科ハンドブック─鑑別診断と治療(第4版),医学書院,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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