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特集 —デキる内科医の—神経内科コンサルト 救急外来,急性期入院病棟からのコンサルト
視野障害,視力障害
著者: 尾崎彰彦1
所属機関: 1大阪府済生会中津病院神経内科
ページ範囲:P.252 - P.256
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◎視野障害・視力障害の患者では,紹介先を決めるために,解剖学的診断を行う必要がある.
◎片眼障害や水平性半盲は網膜や視神経病変,同名半盲は視交叉より遠位の病変を考える.
◎同名半盲は患者が気づいていないことがあり,その確認には対座法での視野検査が有用である.
◎急性の同名半盲は,後頭葉の脳梗塞によるものが多い.
◎視野障害・視力障害の患者では,紹介先を決めるために,解剖学的診断を行う必要がある.
◎片眼障害や水平性半盲は網膜や視神経病変,同名半盲は視交叉より遠位の病変を考える.
◎同名半盲は患者が気づいていないことがあり,その確認には対座法での視野検査が有用である.
◎急性の同名半盲は,後頭葉の脳梗塞によるものが多い.
参考文献
1)江本博文,他:神経眼科─臨床のために(第3版),医学書院,2011
2)Horton JC:Disorders of Eye. Kasper D, et al:Harrison's Principles of Internal Medicine(19th ed), pp195-211, McGraw-Hill, 2015
3)Ropper AH, et al:Disturbances of Vision. Ropper AH, et al:Adams and Victor's Principles of Neurology(10th ed), pp235-259, McGraw-Hill, 2014
4)Liu GT, et al:Neuro-Ophthalmology-Diagnogis and Management(2nd ed), Saunders, 2010
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