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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻3号

2018年03月発行

文献概要

特集 —クリニカル・クエスチョンで学ぶ—循環器薬の使い方 対談

総合内科医が悩む薬の使用法 その2—抗血栓薬編

著者: 中川義久1 平岡栄治2

所属機関: 1天理よろづ相談所病院循環器内科 2東京ベイ・浦安市川医療センター総合内科

ページ範囲:P.502 - P.508

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経皮的冠動脈インターベンション(PCI)後には,一定期間の抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)の後に,1剤止めて1剤服用(SAPT)することが多いです.昨今の高齢社会では多数の疾患に罹患している高齢者にしばしば遭遇しますが,なかにはDAPT中でさらに心房細動のために抗凝固薬も使用(3剤)している患者さんが消化管出血で来院したり,手術が必要となることもあります.そこで,総合内科医や病院総合医(hospitalist)は,これら抗血栓薬の中止・継続についての知識をもっておく必要があると思います.本日は抗血栓薬に詳しい中川先生に,2017年の『欧州心臓病学会(ESC)ガイドライン』1)をもとにお話を伺います.(平岡)

参考文献

1)2017 ESC focused update on dual antiplatelet therapy in coronary artery disease developed in collaboration with EACTS. Eur Heat J 2017(Epub ahead of print)
2)Circ J 79:2452-2460, 2015
3)N Engl J Med 377:1513-1524, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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