icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina55巻4号

2018年04月発行

文献概要

増刊号 プライマリ・ケアでおさえておきたい—重要薬・頻用薬 循環器薬

カリウム保持性利尿薬

著者: 織原良行1 朝倉正紀1 増山理1

所属機関: 1兵庫医科大学循環器内科・冠疾患内科

ページ範囲:P.106 - P.107

文献購入ページに移動
Question & Answer
Q カリウム保持性利尿薬はどういった症例で使えばよいですか?
A 利尿作用があり,他の利尿薬と併用することで低K血症の補正に適しています.心血管保護作用や心不全患者の予後改善効果も示されています.しかし,高K血症に注意が必要です.スピロノラクトンは性ホルモン受容体にも結合してしまうため女性化乳房などの副作用に注意ですが,エプレレノンは選択的アルドステロン拮抗薬のため出現しにくいです.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?