文献詳細
文献概要
増刊号 プライマリ・ケアでおさえておきたい—重要薬・頻用薬 呼吸器薬
気管支拡張薬
著者: 羽白高1
所属機関: 1天理よろず相談所病院呼吸器内科
ページ範囲:P.164 - P.169
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Q 気管支拡張薬といっても,薬剤は多岐にわたります.プライマリ・ケアで重要な薬剤は何ですか.また,薬剤処方の際,大事なポイントは何ですか?
A 代表的な気管支拡張薬は,β2刺激薬,抗コリン薬とテオフィリンです.主に,喘息やCOPDの気流閉塞に伴う諸症状の改善を目的に投与します.β2刺激薬と抗コリン薬は,吸入薬が頻用されており,吸入デバイスと作用時間の理解が大事です.喘息とCOPDでは使い方が異なるので,しっかりと診断することが第一歩です(両者の合併もあります).また,吸入薬を処方の際は,患者さんへの丁寧な吸入指導が必須になります.
Q 気管支拡張薬といっても,薬剤は多岐にわたります.プライマリ・ケアで重要な薬剤は何ですか.また,薬剤処方の際,大事なポイントは何ですか?
A 代表的な気管支拡張薬は,β2刺激薬,抗コリン薬とテオフィリンです.主に,喘息やCOPDの気流閉塞に伴う諸症状の改善を目的に投与します.β2刺激薬と抗コリン薬は,吸入薬が頻用されており,吸入デバイスと作用時間の理解が大事です.喘息とCOPDでは使い方が異なるので,しっかりと診断することが第一歩です(両者の合併もあります).また,吸入薬を処方の際は,患者さんへの丁寧な吸入指導が必須になります.
参考文献
1)「喘息予防・管理ガイドライン2015」作成委員:喘息予防・管理ガイドライン2015,協和企画,2015
2)日本呼吸器学会COPDガイドライン第4版作成委員会(編):COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン,第4版,メディカルレビュー社,2013
3)日本呼吸器学会「咳嗽に関するガイドライン」作成委員会:咳嗽に関するガイドライン,第2版,メディカルレビュー社,2012
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