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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻4号

2018年04月発行

文献概要

増刊号 プライマリ・ケアでおさえておきたい—重要薬・頻用薬 消化器薬

プロトンポンプ阻害薬(PPI)

著者: 佐藤祐一1

所属機関: 1新潟県立吉田病院消化器内科

ページ範囲:P.190 - P.193

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Question & Answer
Q PPIの薬剤相互作用について教えてください.
A PPIは主に,肝臓のCYP2C19によって代謝されますが,同じ経路で代謝される薬物が多く存在します.そのような薬物を投与する際には,血中濃度が変化することが予想されるので注意が必要です.また,酸分泌を抑制することで薬剤の吸収効率も変化するので,その点も考慮したほうがよいでしょう.

参考文献

1)Patrono C, et al:Low-dose aspirin for the prevention of atherothrombosis. N Engl J Med 353:2373-2383, 2005
2)Fujiwara Y, Arakawa T:Epidemiology and clinical characteristics of GERD in the Japanese population. J Gastroenterol 44:518-534, 2009
3)Lundell L, et al:Systematic review;The effects of long-term proton pump inhibitor use on serum gastrin levels and gastric histology. Aliment Pharmacol Ther 42:649-663, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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