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文献概要
増刊号 プライマリ・ケアでおさえておきたい—重要薬・頻用薬 アレルギー薬
ケミカルメディエーター遊離抑制薬
著者: 佐々木徹1
所属機関: 1自冶医科大学附属病院耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.405 - P.407
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Q ケミカルメディエーター遊離抑制薬はどのような場合に第一選択となりますか?
A 作用が弱く内服薬としては第一選択となりにくい薬剤ですが,抗ヒスタミン作用がないため,眠気,口渇などを避けたい場合やステロイドの副作用を避けたい場合などに適します.また,内服よりむしろ点眼液として多く使われています.ドライシロップや細粒が選択でき小児にも比較的安心して使えます.
Q ケミカルメディエーター遊離抑制薬はどのような場合に第一選択となりますか?
A 作用が弱く内服薬としては第一選択となりにくい薬剤ですが,抗ヒスタミン作用がないため,眠気,口渇などを避けたい場合やステロイドの副作用を避けたい場合などに適します.また,内服よりむしろ点眼液として多く使われています.ドライシロップや細粒が選択でき小児にも比較的安心して使えます.
参考文献
1)伊藤善規:抗アレルギー薬ペミロラストがパクリタキセル過敏症予防薬として実用化されるまで.産と婦82:1093-1098, 2015
2)黒沢元博:抗アレルギー薬の歴史 メディエーター遊離抑制薬開発の歴史.喘息23:91-94, 2010
3)阪本浩一:ケミカルメディエーター遊離抑制薬はどのような患者の治療に有効か(Q&A).鼻アレルギーフロンティア17:22-23, 2017
4)小山 弘:メディエーター遊離抑制薬.medicina 49:134-135, 2012
5)神崎 晶:ケミカルメディエータ遊離抑制薬.耳鼻・頭頸外科86:207-209, 2014
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