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増刊号 プライマリ・ケアでおさえておきたい—重要薬・頻用薬 アレルギー薬
ロイコトリエン受容体拮抗薬
著者: 佐藤秀彰1 永田真1
所属機関: 1埼玉医科大学呼吸器内科
ページ範囲:P.408 - P.410
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Q 気管支喘息でロイコトリエン受容体拮抗薬はどのように用いるのですか?
A 通常,吸入ステロイド薬(ICS)単剤で効果が不十分な場合の追加薬として用います.長時間作用型β2刺激薬(LABA)と異なり心刺激性や振戦などの副作用がないこと,また合併するアレルギー性鼻炎にも効果を示す特徴があります.ICS・LABA配合剤に追加することも可能です.
Q 気管支喘息でロイコトリエン受容体拮抗薬はどのように用いるのですか?
A 通常,吸入ステロイド薬(ICS)単剤で効果が不十分な場合の追加薬として用います.長時間作用型β2刺激薬(LABA)と異なり心刺激性や振戦などの副作用がないこと,また合併するアレルギー性鼻炎にも効果を示す特徴があります.ICS・LABA配合剤に追加することも可能です.
参考文献
1)Bjermer L, et al:Montelukast and fluticasone compared with salmeterol and fluticasone in protecting against asthma exacerbation in adults;One year, double blind, randomised, comparative trial. BMJ 327:891, 2003
2)Price DB, et al:Effect of montelukast on lung function in asthma patients with allergic rhinitis;Analysis from the COMPACT trial. Allergy 61:737-742, 2006
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