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文献概要
増刊号 プライマリ・ケアでおさえておきたい—重要薬・頻用薬 リウマチ・膠原病治療薬
生物学的製剤
著者: 上地英司1
所属機関: 1豊見城中央病院腎臓・リウマチ・膠原病内科
ページ範囲:P.421 - P.425
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Q 生物学的製剤を使用している患者さんが急に来院したときはどのようなことに注意すればよいですか?
A 生物学的製剤使用中の患者さんにおいても,基本的には通常のプロブレムに応じた診療を行います.ただし,リウマチ膠原病領域で使用される多くの生物学的製剤では感染症のリスクに注意を払うことは必須です.感染症を念頭に置いて,より丁寧な診察と,必要時は一歩踏み込んだ検査を行うことが大切です.
Q 生物学的製剤を使用している患者さんが急に来院したときはどのようなことに注意すればよいですか?
A 生物学的製剤使用中の患者さんにおいても,基本的には通常のプロブレムに応じた診療を行います.ただし,リウマチ膠原病領域で使用される多くの生物学的製剤では感染症のリスクに注意を払うことは必須です.感染症を念頭に置いて,より丁寧な診察と,必要時は一歩踏み込んだ検査を行うことが大切です.
参考文献
1)日本リウマチ学会(編):関節リウマチ(RA)に対するTNF阻害薬使用ガイドライン,2017
2)Smolen JS, et al:EULAR recommendations for the management of rheumatoid arthritis with synthetic and biological disease-modifying antirheumatic drugs;2016 update. Ann Rheum Dis 76:960-977, 2017
3)岸本暢将,岡田正人(編著):関節リウマチの診かた,考え方ver. 2,中外医学社,2015
4)Singh JA, et al:2015 American College of Rheumatology Guideline for the Treatment of Rheumatoid Arthritis. Arthritis Care Res(Hoboken)68:1-25, 2016
5)日本リウマチ学会(編):関節リウマチ診療ガイドライン2014,メディカルレビュー社,2014
6)Smolen JS, et al:Treating rheumatoid arthritis to target;2014 update of the recommendations of an international task force. Ann Rheum Dis 75:3-15, 2016
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