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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻5号

2018年04月発行

文献概要

特集 明日のために解くべし!—総合内科問題集 症例問題

Question2 40歳の男性 主訴 3週間前から発熱・頭痛・咽頭痛があり,意識障害で救急搬送された

著者: 篠原浩1 忽那賢志2

所属機関: 1京都市立病院感染症内科 2国立国際医療研究センター国際感染症センター

ページ範囲:P.556 - P.558

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現病歴 当院搬送3週間前から,悪寒・頭痛・咽頭痛を伴う38℃台の発熱がみられた.近医で感冒と診断され解熱鎮痛薬の処方を受けたが,その後も発熱・頭痛が続いた.当院搬送前日の夜までは食事摂取や受け答えも問題なかったが,搬送当日につじつまの合わない発言がみられ,受け答えもうわの空であったため,家族が救急要請した.
既往歴 20代:虫垂炎.25歳:急性B型肝炎.30歳:梅毒.

参考文献

1)日本エイズ学会HIV感染症治療委員会:HIV感染症「治療の手引き」第20版,2016 http://www.hivjp.org/guidebook/hiv_20.pdf(2017年12月閲覧)
2)診療におけるHIV-1/2感染症の診断ガイドライン2008(日本エイズ学会・日本臨床検査医学会標準推奨法).日エイズ会誌11:70-72, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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