icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina55巻5号

2018年04月発行

文献概要

特集 明日のために解くべし!—総合内科問題集 症例問題

Question19 75歳の男性 主訴 急性呼吸不全

著者: 藤井健一郎1 植西憲達1

所属機関: 1藤田保健衛生大学救急総合内科

ページ範囲:P.597 - P.599

文献購入ページに移動
現病歴 発熱・呼吸困難を主訴に救急外来を受診し,急性呼吸不全と診断された.酸素化不良にて人工呼吸器管理となりICU入院となった.入院後3日目の時点で呼吸状態が悪化し,吸気中および呼気中に呼吸補助筋の使用を認めたため呼び出された.人工呼吸器の設定は入院当初より変更していないが,呼吸器のグラフィックが変化していた.以下に人工呼吸器の設定と図1にグラフィック(圧波形,流量波形)を示す.
生活歴 長期の喫煙歴.

参考文献

1)FCCS運営委員会(監),安宅一晃,藤谷茂樹(監訳):FCCSプロバイダーマニュアル,第2版,MEDSi, 2013
2)日本集中治療学会:集中治療専門医テキスト,第2版,総合医学社,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?