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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻5号

2018年04月発行

文献概要

連載 母性内科の「め」 妊婦・授乳婦さんのケアと薬の使い方・1【新連載】

かぜ薬飲んじゃったんですけど,大丈夫ですか?

著者: 三島就子1

所属機関: 1国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター 母性内科

ページ範囲:P.732 - P.736

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症 例
 32歳のAさんは仕事に夢中で,大きなプロジェクトを成功させるために連日早朝から深夜まで働いていました.3日前から鼻汁とのどの違和感があり,ドラッグストアで購入した市販の総合感冒薬を内服し始めました.鼻水やのどの違和感は落ち着いてきたものの,咳と痰のため昨夜はまったく眠れませんでした.幸い熱はなく,仕事に穴は空けられないと頑張っていたAさんでしたが,ふと生理が1週間遅れていることに気づき,不安になって近くの内科クリニックを受診しました.
Aさん:「かぜ薬飲んじゃったんですけど,大丈夫ですか?」

参考文献

1)Ystrom E,et al:Prenatal Exposure to Acetaminophen and Risk of ADHD.Pediatrics 140,2017(Pii:e20163840,Doi:10. 1542/peds. 2016-3840)
2)Nezvalová-Henriksen K,et al:Effects of codeine on pregnancy outcome;Results from a large population-based cohort study.Eur J Clin Pharmacol 67:1253-1261,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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