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特集 プロブレムから学ぶ感染症診療—すぐに役立つ厳選シナリオ30選 発熱+αの症状から診断する
発熱と腹痛
著者: 本田仁1
所属機関: 1東京都立多摩総合医療センター感染症科
ページ範囲:P.776 - P.779
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◎発熱+腹痛の患者では,緊急を要する疾患の可能性が存在する.
◎病歴と問診から,想定される感染症を明らかにする.
◎急性腹症の場合は画像検査が必要となることが多い.
◎初期抗菌薬の選択もさることながら,外科的・内科的手技の必要性を早急に判断することが必要である.
◎発熱+腹痛の患者では,緊急を要する疾患の可能性が存在する.
◎病歴と問診から,想定される感染症を明らかにする.
◎急性腹症の場合は画像検査が必要となることが多い.
◎初期抗菌薬の選択もさることながら,外科的・内科的手技の必要性を早急に判断することが必要である.
参考文献
1)Miura F, et al:TG13 flowchart for the management of acute cholangitis and cholecystitis. J Hepatobiliary Pancreat Sci 20:47-54, 2013
2)Gomi H, et al:TG13 antimicrobial therapy for acute cholangitis and cholecystitis. J Hepatobiliary Pancreat Sci 20:60-70, 2013
3)Tagashira Y, et al:Impact of inadequate initial antimicrobial therapy on mortality in patients with bacteraemic cholangitis;A retrospective cohort study. Clin Microbiol Infect 23:740-747, 2017
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