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特集 プロブレムから学ぶ感染症診療—すぐに役立つ厳選シナリオ30選 発熱+αの症状から診断する
発熱と皮疹
著者: 成田雅1
所属機関: 1沖縄県立中部病院感染症内科
ページ範囲:P.788 - P.791
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◎発熱を伴う皮疹は,時に致死的となる疾患を含むため迅速な対応を要する.
◎初期対応では見逃してはならない鑑別診断を挙げ,最低限の検査を行いつつ,一刻も早く治療を開始する.
◎詳細な病歴聴取と身体診察が重要であり,初期治療後も繰り返し行うことが大切である.
◎発熱を伴う皮疹は,時に致死的となる疾患を含むため迅速な対応を要する.
◎初期対応では見逃してはならない鑑別診断を挙げ,最低限の検査を行いつつ,一刻も早く治療を開始する.
◎詳細な病歴聴取と身体診察が重要であり,初期治療後も繰り返し行うことが大切である.
参考文献
1)金城光代,他(編):ジェネラリストのための内科外来マニュアル(第2版),医学書院,2017
2)Schlossberg D:Fever and rash. Infect Dis Clin North Am 10:101-110, 1996
3)American Academy of Dermatology:Learning module;Petechiae, purpura and vasculitis, 2015 https://www.aad.org/education/basic-derm-curriculum/suggested-order-of-modules/petechiae-purpura-and-vasculitis
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5)Bolognia JL, Braverman IM:Skin manifestations of internal disease. Harrison's Principles of Internal Medicine(19th ed), p 369, McGraw Hill, 2015
6)青木 眞:レジデントのための感染症診療マニュアル(第3版),医学書院,2015
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