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文献概要
特集 プロブレムから学ぶ感染症診療—すぐに役立つ厳選シナリオ30選 症候から診断する
意識障害
著者: 横田恭子1
所属機関: 1香川県立中央病院感染症科
ページ範囲:P.816 - P.819
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◎意識障害の場合,本人から病歴を聴取できないことが多いので,発見者や家族から,発症様式,随伴症状,既往歴などを効率良く聞き出すことが重要である.
◎外傷,飲酒,内服中断などの,隠れた病歴がポイントとなる場合がある.
◎鑑別疾患は多岐にわたるが,問診・身体所見から鑑別診断を組み立てていく必要がある.
◎意識障害の場合,本人から病歴を聴取できないことが多いので,発見者や家族から,発症様式,随伴症状,既往歴などを効率良く聞き出すことが重要である.
◎外傷,飲酒,内服中断などの,隠れた病歴がポイントとなる場合がある.
◎鑑別疾患は多岐にわたるが,問診・身体所見から鑑別診断を組み立てていく必要がある.
参考文献
1)卜部貴夫:意識障害.日内会誌99:1082-1089, 2010
2)若林雅浩:病歴聴取のコツ.レジデントノート別冊 救急・ERノート5まずい! から始める意識障害の初期診療,pp 47-47,羊土社,2012
3)芳賀佳之:意識障害.今日の救急治療指針(第2版),pp 45-50,医学書院,2011
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