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特集 プロブレムから学ぶ感染症診療—すぐに役立つ厳選シナリオ30選 病歴から診断する
淡水への曝露歴
著者: 児玉文宏1
所属機関: 1市立札幌病院感染症内科
ページ範囲:P.897 - P.900
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◎さまざまな細菌,ウイルス,原虫,吸虫などが淡水曝露による感染症と関連している.
◎淡水への曝露様式,曝露地域での感染症疫学ならびに流行状況,潜伏期間などの情報が感染症診断に重要である.
◎病歴から感染臓器を容易には特定できない場合,一般細菌培養では診断できない病原体による感染症であることが少なくない.
◎さまざまな細菌,ウイルス,原虫,吸虫などが淡水曝露による感染症と関連している.
◎淡水への曝露様式,曝露地域での感染症疫学ならびに流行状況,潜伏期間などの情報が感染症診断に重要である.
◎病歴から感染臓器を容易には特定できない場合,一般細菌培養では診断できない病原体による感染症であることが少なくない.
参考文献
1)Ayi B:Infections acquired via fresh water;From lakes to hot tubs. Microbiol Spectr 3:IOL5-0019, 2015
2)Bharti AR, et al:Leptospirosis;A zoonotic disease of global importance. Lancet Infect Dis 3:757-771, 2003
3)Levett PN:Leptospirosis. Clin Microbiol Rev 14:296-326, 2001
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