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特集 プロブレムから学ぶ感染症診療—すぐに役立つ厳選シナリオ30選 病歴から診断する
ネコによる咬傷
著者: 村中絵美里1
所属機関: 1亀田総合病院感染症科
ページ範囲:P.906 - P.909
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◎動物咬傷は“CAT BITES”を用いて漏れのないリスク評価を!
◎ネコ咬傷は穿通創となりやすく,感染ハイリスク! 全例で抗菌薬を予防投与すべし!
◎単純X線で折れた歯やガス像がないことを確認する.
◎破傷風の予防を忘れない.
◎動物咬傷は“CAT BITES”を用いて漏れのないリスク評価を!
◎ネコ咬傷は穿通創となりやすく,感染ハイリスク! 全例で抗菌薬を予防投与すべし!
◎単純X線で折れた歯やガス像がないことを確認する.
◎破傷風の予防を忘れない.
参考文献
1)Kravetz JD, Federman DG:Cat-associated zoonoses. Arch Intern Med 162:1945-1952, 2002
2)Otsuji K, et al:The first fatal case of Corynebacterium ulcerans infection in Japan. JMM Case Rep 4:e005106, 2017
3)林 寛之:ステップビヨンドレジデント3外傷・外科診療のツボ編,羊土社,2006
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