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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻7号

2018年06月発行

文献概要

特集 ここさえ分かれば—輸液・水・電解質 代謝性酸塩基平衡

酸塩基平衡の基本

著者: 長浜正彦1

所属機関: 1聖路加国際病院腎臓内科

ページ範囲:P.982 - P.984

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Point
◎「Hを放出する物質」が酸であり,「Hを受け取る物質」が塩基と定義される.
◎食事や細胞代謝で産生される不揮発性酸は腎臓から,細胞呼吸によって産生される揮発性酸は肺から排出される.
◎緩衝系は大量の酸(H)が発生した場合の一時的な酸の蓄積(消費)システムであり,瞬時に作用する.

参考文献

1)飯野靖彦:Primers of Nephrology-2 酸塩基平衡.日腎会誌43:621-630, 2001
2)Greenberg A, et al:Primer on Kidney Diseases, 5th ed, W. B. Saunders, Philadelphia, 2009
3)柴垣有吾(編):体液電解質異常と輸液,中外医学社,2007
4)長浜正彦:AGの正常な高Cl血性代謝性アシドーシスの症例「尿の酸排泄メカニズム」をマスターする.レジデントノート14:1141-1147, 2012
5)長浜正彦:初期輸液の投与法を教えてください.レジデントノート14:346-352, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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