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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻7号

2018年06月発行

特集 ここさえ分かれば—輸液・水・電解質

カルシウム,リン,マグネシウム異常症

カルシウム,リン,マグネシウム異常症の基本

著者: 藤田芳郎12

所属機関: 1中部ろうさい病院腎臓内科 2中部ろうさい病院リウマチ・膠原病科

ページ範囲:P.1044 - P.1047

文献概要

Point
◎Ca,P,Mgは,どれもが多く骨に貯蔵されている.
◎Ca,P,Mgの細胞外に存在する量は,どれも全体量の1%未満である.
◎特にP,Mgでは,血清濃度が正常だからといって細胞内の必要量も正常だとは限らないので,臨床状況・症状に注意を払う.
◎血清中でのPの存在のしかたは,CaやMgと異なる.

参考文献

1)Blaine J, et al:Renal control of calcium, phosphate, and magnesium homeostasis. Clin J Am Soc Nephrol 10:1257-1272, 2015
2)藤田芳郎,他(編):研修医のための輸液・水電解質・酸塩基平衡,pp 214-278,中外医学社,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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