icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina55巻8号

2018年07月発行

特集 血液疾患を見逃さないために—プライマリ・ケアと専門医コンサルトのタイミング

血液疾患を疑う症候・病変の診かたと紹介のタイミング

骨病変,病的骨折

著者: 皆内康一郎1

所属機関: 1札幌北楡病院血液内科

ページ範囲:P.1206 - P.1209

文献概要

Point
◎骨病変,病的骨折から多発性骨髄腫が疑われた際には,鑑別のための検査,治療において注意が必要である.
◎悪性リンパ腫の骨病変も稀ながら認められるが,診断・治療のためには病理診断が必須である.
◎腰痛・骨痛を初発症状とする白血病も存在する.

参考文献

1)Greer JP:Wintrobe's Clinical Hematology, Wolters Kluwer Lippincott Williams & Wilkins Health, Philadelphia, 2014
2)日本骨髄腫学会(編):多発性骨髄腫の診療指針,第4版,文光堂,2016
3)清水一之:多発性骨髄腫Updating,医薬ジャーナル社,2013
4)Zhou HY:Primary bone lymphoma;A case report and review of literature. Oncol Lett 8:1551-1556, 2014
5)向井陽美:骨のリンパ腫.血液・腫瘍科49(suppl. 4):714-718,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら