文献詳細
特集 血液疾患を見逃さないために—プライマリ・ケアと専門医コンサルトのタイミング
血液疾患を疑う症候・病変の診かたと紹介のタイミング
文献概要
Point
◎骨病変,病的骨折から多発性骨髄腫が疑われた際には,鑑別のための検査,治療において注意が必要である.
◎悪性リンパ腫の骨病変も稀ながら認められるが,診断・治療のためには病理診断が必須である.
◎腰痛・骨痛を初発症状とする白血病も存在する.
◎骨病変,病的骨折から多発性骨髄腫が疑われた際には,鑑別のための検査,治療において注意が必要である.
◎悪性リンパ腫の骨病変も稀ながら認められるが,診断・治療のためには病理診断が必須である.
◎腰痛・骨痛を初発症状とする白血病も存在する.
参考文献
1)Greer JP:Wintrobe's Clinical Hematology, Wolters Kluwer Lippincott Williams & Wilkins Health, Philadelphia, 2014
2)日本骨髄腫学会(編):多発性骨髄腫の診療指針,第4版,文光堂,2016
3)清水一之:多発性骨髄腫Updating,医薬ジャーナル社,2013
4)Zhou HY:Primary bone lymphoma;A case report and review of literature. Oncol Lett 8:1551-1556, 2014
5)向井陽美:骨のリンパ腫.血液・腫瘍科49(suppl. 4):714-718,2004
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