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特集 血液疾患を見逃さないために—プライマリ・ケアと専門医コンサルトのタイミング さまざまな症候・画像所見の診かた・考え方と紹介のタイミング
発熱
著者: 冲中敬二12
所属機関: 1国立がん研究センター東病院総合内科 2国立がん研究センター中央病院造血幹細胞移植科
ページ範囲:P.1214 - P.1216
文献購入ページに移動◎しばしば血液疾患は,不明熱をきたす.血液疾患のなかでは悪性リンパ腫の頻度が高い.
◎「丁寧な原因精査をしても原因不明」と気づくことが,鑑別すべき疾患を挙げることに役立つ.
◎発熱に高度の好中球減少を伴う場合には,速やかに抗菌薬投与を検討する必要があるが,その前に感染部位や原因微生物同定のための検査も検討する.
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