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文献詳細

雑誌文献

medicina55巻8号

2018年07月発行

文献概要

特集 血液疾患を見逃さないために—プライマリ・ケアと専門医コンサルトのタイミング さまざまな症候・画像所見の診かた・考え方と紹介のタイミング

血液内科領域におけるFDG-PETでの異常所見

著者: 有坂有紀子1 寺内隆司1

所属機関: 1がん研有明病院画像診断センター核医学部

ページ範囲:P.1222 - P.1224

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Point
◎悪性リンパ腫の治療効果判定に近年新しい国際基準が提唱され,FDG-PETはなくてはならない検査となっている.
◎高悪性度リンパ腫であるDLBCLやHodgkinリンパ腫はFDG高集積であるが,低悪性度リンパ腫である濾胞性リンパ腫やMALTリンパ腫などは必ずしも低集積とは限らない.
◎初期診断では良性疾患との鑑別が難しいこともあるため,注意する.

参考文献

1)Cheson BD, et al:Revised response criteria for malignant lymphoma. J Clin Oncol 25:579-586, 2007
2)Cheson BD, et al:Recommendations for initial evaluation, staging, and response assessment of Hodgkin and non-Hodgkin lymphoma;The Lugano Classification. J Clin Oncol 32:3059-3068, 2014
3)Barrington SF, et al:Role of imaging in the staging and response assessment of lymphoma;Consensus of the International Conference on Malignant Lymphomas Imaging Working Group. J Clin Oncol 32:3048-3058, 2014
4)Durie BG, et al:Scientific Advisors of the International Myeloma Foundation. Hematol J 4:379-398, 2003
5)Zamagni E, et al:Prognostic relevance of 18-F FDG PET/CT in newly diagnosed multiple myeloma patients treated with up-front autologous transplantation. Blood 118:5989-5995, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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